根曲がり竹(ネマガリタケ)とは。
地域によっては姫竹(ヒメタケ)とも呼ばれ、チシマザサ(千島笹)という大型の笹の若竹の事です。
雪の重みで根元が曲がっていることがあることから、「根曲がり竹」と名付けられたと言われております。
私の住む東北地方では、5月中旬から6月末にかけてが収穫期とされております。
毎年この時期には根曲がり竹の採れる山は多くの人で賑わいますが、必ずと言っていいほど遭難や行方不明の人が出ます。
またこの「根曲がり竹」は熊さんの大好物でもあり、熊さんによる被害も毎年出ておりますが、それでもこの「根曲がり竹」を採りに行く人は後を絶ちません。
それほどこのタケノコは魅力的だということだと思います。
根曲がり竹(姫竹)の紹介 美味しい食べ方 レシピ

根曲がり竹(姫竹)の糖質
根曲がり竹(姫竹)の糖質は残念ながら分かりませんでした。
手持ちの糖質関係の書物やインターネット検索で色々なキーワードを使い調べましたが、出てくるのは「孟宗竹」の糖質量です。
ちなみに孟宗竹の糖質量は100gあたり1.5gしかございません。
しかし孟宗竹と比較しても根曲がり竹が、そこまで糖質が高いと思えませんし、スーパー糖質制限期間中にも食べておりますが、体重の増加は見られませんでしたので、調理法によっては食べても大丈夫な食材と考えております。
根曲がり竹(姫竹)の味
根曲がり竹(姫竹)はアクはとても少ないとされており、孟宗竹にあるようなエグミもほとんど感じられません。ですのであく抜き不要で料理にお使いいただけます。
そのまま焼いて食べれば、ホクホクと甘く、タケノコと言うよりトウモロコシとアスパラガスを足したような感じです。
根曲がり竹(姫竹)の食べ方
まずはグリルなどで両面を焼いて食べてみてください。
孟宗竹と違い甘くてホクホクしてめっちゃ美味しいですよ。
その他の食べ方としては
- 味噌汁
- 煮物
- 天ぷら
- フライ
- 肉巻き
などなど様々な料理で美味しく食べられます。
ねまがり竹と鯖缶の味噌汁も有名ですね。
今回は個人的に一番おいしいと思う食べ方(焼くだけ)と味噌煮をご紹介します。
根曲がり竹(姫竹)のレシピ

根曲がり竹のグリル

材料
- 根曲がり竹(姫竹)・・・お好きな分
ディップ - 塩・・・・・・・・・・・お好みで
- マヨネーズ・・・・・・・お好みで
- 味噌(糖質制限以外)・・自己責任
作り方
- 新鮮な根曲がり竹を水洗いをしてから、縦に包丁で切り込みを入れてください。(剥きやすくするため)
- グリルなどで両面に軽く焼き色が付いたら焼き上がりです。
- 熱い内に皮を剝いて塩、マヨネーズを付けてお召し上がりください。
洗って切れ目を入れ焼くだけ 焼き根曲がり竹
コメント
焼いて食べるだけですが、個人的には一番おすすめな食べ方です。
私はマヨネーズ派です!マヨネーズだけはゆずれません(笑)
そこに七味をひと振りしても最高です。
ぜひ焼き立てを食べて下さい。ジューシーなタケノコ汁というか(笑)とにかくみずみずしいです。
根曲がり竹の味噌煮

材料
- 根曲がり竹(姫竹)・・・お好きな分量
※ただし量が少なすぎると出汁が出ませんので10本以上は使用してください。 - 豚バラ肉・・・・・・・・お好みの分量
- 味噌・・・・・・・・・・適量
- 水・・・・・・・・・・・少な目で
作り方
- 根曲がり竹(姫竹)に切り込みを入れてから皮を剝き、一番下の硬い所は切り落として捨ててください。
- 下から二番目も硬いですが、食べれますので切り落としてから半分に切ってください。
- 鍋に根曲がり竹と水を入れ火に掛けてください。
- 沸騰して来たら豚バラ肉と味噌を入れ20分から30分間煮込んでください。
コメント
濃い目の味噌汁というか、味噌汁と煮物の中間だと思って調理してください。
おつまみにもいいと思ってます。少し時間を置いて味がなじんだ状態も最高ですよ。
根曲がり竹(姫竹)最近はスーパーや道の駅なんかでも見かけますので、太めのがあったら試す価値ありますよ。もちろん私はお酒のお供です(笑)!
コメント