春の山菜の定番で、簡単に採れる山菜の「わらび」は、低糖質食材です。
糖質量は100gあたり「生わらびが0.4g」で「ゆでわらびは0g」となっております。
またカロリーも低く、ダイエット向きの食材と言えるでしょう。
ただわらびには「アク」があり生食は出来ません。必ず「あく抜き」をしてから調理をして下さい。
わらびのあく抜き方法
あく抜きしたら、まずは基本のお浸しで食べてみてください。
お浸しはあく抜きしたわらびにかつお節と生姜を乗せてお醤油をかけるだけで美味しく食べられます。
ひと手間掛ける場合は「生姜醤油」にさっと漬けるといいと思います。
またワラビはマヨネーズをかけて食べる人が多いです。
マヨ醤油も合いますのでお試し下さい。

材料
- わらび・・・・・・・・・・500g位
- 水・・・・・・・・・・・・2リットル
- 重曹またはタンサン・・・・3g
あく抜きのやり方
- わらびを洗い、茎の硬い所と開いた頭の部分は切り落とします。
- 鍋に湯を沸かし沸騰したら、重曹を入れ、わらびを根元から入れ10秒位茹でたら火を止めます。
- お湯が冷めるまでそのままおいておきます(4時間以上で一晩でも大丈夫です)
- わらびを一度流水で洗ってから、たっぷりの水に浸けておきます。
ポイント&コツ
フタはしないで下さい。柔らかくなりすぎます。
また重曹も入れ過ぎるとわらびが溶けますのでご注意下さい。
わらびたたき
「わらびたたき」または「わらびすり」とはあく抜きをしたわらびを包丁で粘りがでるまで細かくたたき味噌で味付けした料理です。
味噌以外の味付けは各家庭によって若干違いがありますが、わが家ではすりおろし生姜で味付けをして、さんしょうの葉を入れたり入れなかったりです。
また醤油や酢を入れる家庭もあるようです。
一番おいしい食べ方は「ご飯の上にのせてわしわしと」ですが、「お酒のアテ」にも合いますよ。

糖質量:約3g
材料
- あく抜き済みのわらび・・・・・60g
- 味噌・・・・・・・・・・・・・15g
- 生姜・・・・・・・・・・・・・5g
作り方
- あく抜き済みのわらびをまな板の上で細かく切っていきます。
- 細かく切ったわらびを何回も包丁でたたいて返して混ぜてを繰り返す。
- 粘りが出て来たら、味噌と生姜を入れさらに、包丁でたたきながら混ぜ合わせる。
- 味噌が完全に混ざったら完成です。
ポイント&コメント
フードプロセッサーより「包丁でたたく」ことををオススメします。
お好みで「さんしょうの葉」を入れて叩いて下さい。
その他のわらび料理

写真のわらび豚バラ巻きはあく抜きした、わらびを豚バラで巻いて、300㏄の出汁、醤油大さじ2、みりん大さじ1 酒大さじ1でさっと煮ただけです。
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