糖質制限レシピ 低糖質ロールケーキ

低糖質ロールケーキスイーツ
低糖質ロールケーキ

生クリームがたっぷり入って、生地がふわふわのロールケーキ。
今回はシンプルに生クリームを食べるロールケーキを作りました。

実は低糖質な生クリーム。
糖質制限中はケーキ屋さんにも行けませんので(近辺に低糖質のスウィーツを扱うお店がある方が羨ましいです。)冷蔵庫を開けたら、ケーキと目があえば嬉しいですよね?

コルク
コルク

コルクは本当に嬉しいです。

今回の生クリームはちょっと贅沢に動物性を使用してみました。
動物性は乳脂肪独特の豊かな風味を味わえます。生クリームの濃厚さが苦手な方は植物性を使用するとさっぱりとした味になります。

香り豊かなプロの味に近付けるように、身近に手に入るブランデーやバニラエッセンスで風味を付けました。
もし可能ならコアントローを使用するとよりケーキ屋さんの生クリームに近付けます。

ケーキ屋さんの生クリームが美味しい理由

ケーキ屋さんでは動物性の脂肪分の違う生クリームをブレンドし、ブランデーやバニラエッセンス等で風味付けをしています。私が以前勤務していた生クリームが美味しいと評判の老舗洋菓子店のレシピは3種の異なる動物性の生クリームをブレンドしコアントローとバニラエッセンスで風味付けしておりました。安価な植物性の生クリームにバニラエッセンスだけでは確実にお店の味にはなりません。

糖質制限中に低糖質なロールケーキで息抜きはいかがでしょうか。
今回はいつものレシピと違って細かく書きます。
ケーキは分量や手順やちょっとした泡立て加減で失敗します。

低糖質ロールケーキ

糖質量:約8.7g(1本分) ※糖質量は使う調味料、材料によって変動します。

材料

  生 地

  • おからパウダー 大さじ1.5
  • 卵       3個
  • 塩       ひとつまみ
  • ラカントS   大さじ1
  • サラダ油    約12g
  • バニラオイル  数滴

  生クリーム

  • 生クリーム(雪印メグミルク フレッシュ 北海道産生クリーム使用)100㏄
  • ラカントS 液状 小さじ2
  • コアントロー(今回は材料の関係上ブランデー)小さじ1
  • バニラエッセンス 数滴
低糖質ロールケーキ材料

作り方

生地用のメレンゲを立てる

冷蔵庫から取り出した冷たい卵を、卵白と卵黄に分け、卵白に塩ひとつまみ入れます。
別に入れなくてもかまいませんが、塩には、たんぱく質を凝固させる働きもあるので、早くメレンゲを泡立たせることが出来ます。

でも家庭ではそんなに大量にメレンゲ作ることなんてないと思うので、特に入れ忘れても問題ないです。
ハンドミキサーを使用したらすぐですもんね。

コルク
コルク

コルクもハンドミキサーをモグ君にねだってみますww

メレンゲはピンとツノが立つまで泡立て、冷蔵庫か涼しいところへ置いて置きます。
しっかりと泡立てないと、焼き上がりが伊達巻みたいな生地になるので気を付けてください。
コルクみたいにハンドミキサーが無い方は。。。泡立て器の持ち方ひとつで早く立てられます。
柄の部分を下から握るのです。


空気をしっかり含ませて、なおかつ底からしっかりかき混ぜられ、そしてスピーディーに仕上げられるので、生クリームの泡立て時も参考にして頂けたらと思います。
少しボールを手前に傾けると、泡立て器を動かす範囲が少なくてすむので、全量を一気に混ぜる気持ちで時計回りに混ぜて下さい。

メレンゲは冷たい卵を使用しないと泡立ちにくいので、冷蔵庫から出したら時間との勝負です。
ステンレスのボール使用なら、下に氷水の入ったボールをあてがいながら立てても素早く冷えるのでお試しください。
これは生クリームを泡立たせる時もスピーディーにできるのでオススメです。

卵黄とサラダ油をしっかりと混ぜ合わせる


次に卵黄はラカント、サラダ油、バニラオイルをいれ、しっかりと混ぜ合わせます。
見た目が白っぽく、濃厚なぽってり感になるまで混ぜます。
しっかり混ぜることでのちの生地の仕上がりを左右します。

サラダ油を入れる、メレンゲをしっかり立たせること、でおからパウダー特有のもさもさしたした仕上がりから、しっとりふわふわな仕上がりへ近付けることができます。
しっかり卵黄とサラダ油が混ざったら、最後におからパウダーを入れ、だまが無くなるまで混ぜます。(手間でなければふるってから入れてあげるとすぐに混ざります。)

コルク
コルク

コルクもモグ君に大小いろんなステンレスボールをねだってみますww

メレンゲと卵黄を合わせて焼く

さて、メレンゲと卵黄の2つの準備が出来ましたら、いよいよ焼きの工程に進みます。
オーブンを170度で予熱しておきます。
ここでゴムベラへ持ち替え、メレンゲを3~4回に分けて卵黄のボールへ入れ、泡をつぶさないように混ぜていきます。ボールの底からゴムベラですくいあげて、切るように混ぜます。優しく、かつしっかり混ざるように。
今回は縦25㎝×横20㎝のステンレスの型にクッキングシートを敷き焼きました。
※ロールケーキの型ではないです。ダイソーのステンレスのやつです(200円)

生地を型へ流し入れたら、平らになるようにゴムベラで優しく整えます。均等な厚さに焼き上がるようにする為です。型を傾けたりして整えられるなら無理にゴムベラでなでなくても大丈夫です。
あとは予熱が完了したオーブンでそのまま170度で12分程焼いて下さい。各ご家庭のオーブンのクセも色々あると思いますので、調整していただけたらと思います。焼けたら冷めるまで置いておきます。

生クリームを立てる

生地が冷めるのを待つ間に、生クリームを立てましょう。
こちらも冷蔵庫から出したら手早く仕上げていきましょう。
生クリームにラカント、ブランデー、バニラエッセンスを入れます。

スピーディーに仕上げるためにステンレスのボールに氷水を準備し、生クリームのボールの冷やしながら泡立てていきます。泡立て器の持ち方は下から握る、です。

だいたい8分立てくらいの感じにしたら、冷蔵庫へ。巻き上げる工程でお好みの固さに再度立てて仕上げて下さい。生クリームは立てすぎると元に戻せないので気を付けて下さい。やりすぎるとぼそぼその見た目と舌ざわりになり、滑らかに伸ばすことも出来ません。

コルク
コルク

ロールケーキに限らず、緩めにしておくと、他のものに添えたり、生デコレーションするときも仕上げる工程でベストな固さに出来ますので無駄なく美味しく使えます。

仕上げ

いよいよ生地と生クリームが準備できたら巻いていきます。
冷めてからでもシートから外しやすいので大丈夫です。表面の焼き色が付いたほうを内側にしました。この時点で端をトリミングしてみましたが、別にしなくてもどちらでもかまいません。

生地の内側の表面に、手前から2~3㎝間隔で浅く切れ込みを入れていきます。巻き終わりまでいれてもかまいません。巻き込む時生地が折れないように丸く滑らかに巻き込むためです。
次に巻き終わり2㎝ほど残して生クリームを均等に塗り伸ばします。

その前に、生クリームは緩い状態で保存してあるので、9分立て位に再度立てて仕上げて下さい。
固さはお好みですが、緩すぎると巻きにくく、かつ出来上がりの丸い形が維持できにくいのでご注意ください。

さて、ここで海苔巻きを思い出してください。手前に具を置き、それを芯として巻き込んでいきますよね?今回のロールケーキは低糖質ロールケーキなのでフルーツなどは入れません。生クリームオンリーです。生クリームだけですので、この生クリームを芯にします。

絞り袋などの袋に適量いれ、手前側に横長に絞り重ねていきます。だいたい3列の2、3段になったら、それを芯にして、下に敷いてあるクッキングペーパーをうまく使い奥に向かい巻き込んでいきます。巻き終わりを下にして、ぐっと上部を押さえ下のペーパーを引き、形を整え引き締めます。下のペーパーは焼いたとき使用したのをそのまま使えば楽です。

甘さ控えめですが風味豊かな生クリームが美味しく、糖質制限中には嬉しい限りのロールケーキです。生クリームが苦手な男性にもオススメです。
ペーパーで巻いたまま、焼き型に使用したステンレスの型にそのままのせ、ほぼ1日冷蔵庫で休ませます。なんとローソンのあのロールケーキみたいになりますよ(笑)

ロールケーキの切り方

カットはすごい難しいので、包丁を熱してカットするか、ミシン糸など細い糸で下から通して交差させて切りましょう。
機械で切ったみたいに綺麗にできますよ。

コルクはこれにキンミヤコーヒー割りで一休み一休み。
6等分で1切れあたり約1.5gと低糖質。
ぜひお試しください。低糖質なロールケーキで糖質制限生活を豊かなものへ。

ポイント&コメント

こちらのロールケーキは何度も失敗してようやく形になりました。
おからパウダーを小麦粉と考えるとだめです。代用品ではありません。
小麦粉と同じ分量でおからパウダーを使用すると、粘土みたいなモノが出来上がります。
ですので気を付けてください。

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